【リノベーション品＃006】Toshibaの小函にONKYO製OM-OF101フルレンジを移植 実に良く鳴ります


既成品を組み合わせて再生した作品です。何も作っていないので自作と称するにはおこがましく、 メンテナンスと称するには手を入れすぎ。そこで勝手にリノベーションと言わせていただきます 。その第6号として、標記の品物を出品します。

◆リノベーションの内容
1.函の再生
・外面の色調調整と艶出し塗装。入手した元函は表面の劣化が著しく、 サンディングとニス塗りを30回以上実施しました。この途中で色調調整の目的で 黒1回、マホガニー色2回を混ぜ、美しいツヤと木目模様がよみがえりました。 完成後も天板だけは10回程度つや出しを塗り重ねてあります。
・吸音材の追加、底板補充
オリジナルは吸音材なしのスカスカBOXだったので他の函から流用した吸音材を 内壁に張り付けました。また、函鳴り気味に感じたので底板部分に厚板を張り付け重さ増しを実施。
・バッフル版の交換
艶なし黒塗装、5回塗り。
・自作品のサランネット取付け。バッフルが透けてみえる柔軟な素材を物色し、 自動車用日除けネットを利用しました。
・背面バッフルの簡易塗装とバインディングポストの設置。
・底面にインシュレータ代わりのフェルトパッドを取り付け。

2.ユニット移植
・ONKYO OM-OF101 3inchフルレンジユニット新品（月刊誌オントモの付録）を移植。 小型の函とバランスするサイズの玉（ユニット）として3inchときめ、より良いものをと考え、評判高い標記のユニットを選定しました。
・バスレフダクト
約5cmのダクト（汎用品）を取付ました。簡易計算ですが共振周波数は87.2Hzとなります。

◆音の傾向（個人主観）
・幅広く良く音が出る
ユニットは評判どおりで、小型なのに広域から低域まで驚くほどよく鳴ります。 印象としては明朗軽快でスピード感のある音です。
・低域の充実ぶり
特に低域は見た目を超えたレベルです。

◆おまけ
・ONKYOエンブレム
オークションで見かけたので落札してバッフル板の右上に貼り付けました。

※即決特典
即決で落札していただける場合には、特典として外付けツイータ（ペア）を専用のケーブルとセットでおつけします。 （最後の写真2枚をご参照ください） 評判どおりの優秀なユニットなのでこれだけで十分良い音です。 しかし聴き込みを続けるうちに高域がもっと伸びればと思うようになり自作したものです。 これを付けますとさらにみずみずしさが加わって臨場感が高まります。
【補足】専用ケーブルについて
バナナプラグは写真とは異なる製品になることがあります。（写真はサンプルです） また長さは約40cmで、スピーカ本体側は芯線の半田とじ加工です。
なおスピーカ側の挿し口には、芯線2本とすることをおすすめします。（バナナプラグと芯線の同時挿しは可能ですが窮屈になります）


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最後に：
実はこの品は実質的にリノベーション第1作です。サイズが適当だったのとなにより音が気に入ってずっと机上で聴いていました。 手放すのが惜しくなって出品候補から外しておりました。素人仕事ながら完成度も高く良い仕上がりです。 今般、出品するにあたり、内部配線の手直しと天板塗装を追加しました。 函の入手原価と材料費の半分から始めさせていただきます。 素人の手による品です、無保証、ＮＣ＆ＮＲのルールでお願いします。

※今後もリノベーション作品を出品する予定です。
※当方、時代遅れのため海外発送はご容赦願います。
※他にも出品しています。よろしければそちらもご覧ください。