のドイツ製バイオリン 1/64 サイズです。 演奏には適さないかもしれませんが、出来は非常によく、中華製のおもちゃとは一線を画す優れものです。 造りは本物と同じに作られているようで、パフリング（象嵌）も入っていて見る人を飽きさせません。キャストドールなどの小物としても、写真撮りにも耐える本物志向のミニチュアです。２枚目の画像は葉書サイズとの比較です。 バイオリンを現在の形にしたのは誰なのかはっきりしていませんが、通説によりますと３人の名前が上がっています。イタリアのクレモナで製作していたアンドレア・アマティ、イタリアのサロ湖のほとりで製作していたガスパロ・ダ・サロ、そしてチロルの山奥で製作していたヤコブ・シュタイナーの３人だそうです。 有名なストラディバリはアンドレアの息子ヒエロニムスの子供のニコロ・アマティに弟子入りしたそうです。当時のバイオリン製作技術は一子相伝なのですが、このころバイオリンの需要が爆発的に増えニコロも一人では注文をこなせなかったために弟子を取ったそうです。後年ニコロの晩年の楽器はかなりの数ストラディバリの本物として売られたとも言われています。 ドイツのバイオリンはチロル地方の他にはミッテンバルトとザクセン地方があります。この楽器はミッテンバルト風な作りをしています。 材料はこのサイズに合わせた細かいトラ目がよく出た良いものと思います。表板も目の細かいスプルース材が使われており、サイズ感が本物に近く好感が持てます。 昔、バイオリンを弾いていたので、思い出に飾りたい方やキャストドールの小物として人形に持たせたい方、お店の看板がわりにしたい方いかがでしょうか？ サイズ ボディ長：１２cm 全体長：２０cm 価格応談 悪い評価のある方は交渉