未使用の漆塗硯箱に、硯、硯マット、墨、筆をセットにした書道セットです。 硯は側面縁に漆（津軽塗）が塗ってある珍しい硯で、みにすた流のチューニング（墨おり、墨色、墨の伸びを良くして、よい字・画が書ける整備）をしています。 かな、画、細字、写経にあわせて組んでいます。 硯箱は本漆塗の良い物です。写真３，４が正式な向きで、写真１，２は蓋が上下逆に写っています。 桐箱に入った高級な硯箱です。 硯は錦秋硯という名前がついています。 縁の津軽塗（青森）の秋っぽいイメージからだと思います。 作硯は恐らく雄勝のベテラン職人さんが玄昌石を使って作硯した硯だと思います。使い勝手も良いと思います。 硯も、硯箱も、こんな高級な作りで作る方はもういないと思います。 （今だと、作っても高くなってしまって売れないので、技術があっても作れない。） 構成品 １）硯箱　正倉院紋様　青丹彫硯箱　本漆塗　天然木製　24.5×14.0×4.5cm　未使用 　正倉院にある紋様を模写した硯箱です。作家さんの名前が桐箱にありますが、調べてもわかりませんでした。 　塗は丁寧な刷毛塗で、うっすらと天然木の木目が見える美しい作りです。 　青丹（あおに）とは、青と赤という意味で、奈良の寺社が多い街並みのことを指します。万葉集にも「青丹よし　奈良のみやこの～」とうたわれています。詠み人は天智天皇だったかな？ ２）硯　錦秋硯　12.1×6.1×1.5㎝　未使用 　未使用の硯をチューニング（墨おり、墨色、墨の伸びを良くして、よい字・画が書ける整備）をしています。 　かな、画、細字、写経に向きます。 　見ての通りの美しい硯です。硯の桐箱入りです。 ３）墨　微粒子油煙墨　和田栄寿堂製　「玄妙」　未使用 　　濃墨で漆黒、淡墨で黒茶系の墨です。 　　鈴鹿にあった名店　和田栄寿堂の稀品（超高級）の墨で、かな・写経に向きますが、画にも使えます。 ４）筆　あかしや製　かな用筆　鼬毛　未使用 ５）硯マット　撥水性のある硯置きです。滑り止めがあり、硯箱のを汚さず傷つけないのが目的です。 ＊全て１品物の組み上げ（アッセンブリー）です。 ＊発送は未定になっていますが、輸送補償のあるメルカリ便を使用します。 書　書道具　習字セット 硯箱　硯　墨　筆 かな　仮名　漢字　 日本画　水墨画　墨絵　 絵手紙　菜種油煙墨　茶墨 端渓