アールデコのデザインが好きで 集めていたものの一つです。 　 フィリグリー細工というのは 金や銀を糸のように細くして巻きあげ模様をつくる金細工の技法だそうです。 可鍛性（かたんせい）といって、衝撃や圧力で破壊されることのないゴールドの性質を利用しているとの事。 手のかかる金細工技法なので徐々に消えていった様です。 シルバーのフィリグリーは比較的手に入りやすく 値段的にも安価ですが… 指輪や時計に合わせホワイトゴールドが どうしても欲しかったので 相当に探しアメリカのebayから購入しました。 五万円程だったと思います。 20年程前です。 現在金価格も相当上がっていますし このお値段では購入出来ないかと思います。 似たようなデザインのものが ネット上で 20万程で販売されている様です。 最近、貴金属専用店で確認したところ チェーンは14金、トップは10金という事でした。 少し変色している所もありますが 全てホワイトゴールドだそうです。 チェーンからトップまで全てアールデコ当時の もので間違いありません。 お石は失念してしまいましたが 当時とても高価な金をまとっているのですから 良いお石なのではと思います。 純正のチェーンまで揃っているのは珍しいのでは ないでしょうか。 手に取るとシャラリとした繊細な感触、 キラキラと嫌味無く輝く細かいミルウチ加工。 現代で創ることは難しいと思います。 使った記憶はありません。 とてもとても素敵！ですが、 似合わないなと思いました。 眺めて楽しみしまいっぱなしですので どなたかお好きな方にお譲り出来たら 嬉しいです。 ビクトリアン ジョージアン エドワーディアン ネックレス