川柳百人一首 【判型】中本1冊。縦178粍。 【作者】三箱（サンショウ、宝玉庵）編。川柳4世（眠亭・風梳庵フウソアン・賤丸・柳思庵）校。歌川国直（浮世庵・後素園・柳烟亭）画。松歌2世序。 【年代等】江戸後期刊。［江戸］本屋友治郎ほか板。 【備考】分類「雑俳」。『川柳百人一首』は、四世川柳より文日堂礫川までの百人一句。／百人一首絵本を模した狂句（川柳）作者の画像絵本。〈狂句元祖〉四世川柳・〈養老連〉紫川堂千之・〈小川連〉紫樵園祖山・（肩書部分破損）扇橋・〈呉服連〉武隈楼二世松歌～〈養老連〉容柳舎健雪・〈遠州浜松〉貫一亭柳志・〈真砂連〉門次楼稲丸・〈真砂連〉宝玉庵三箱・〈八十七翁〉文日堂礫川等100人について、半丁1人1図で生彩ある肖像画に、自作の狂句１句を配す。国書総目録によれば、天保6年刊『俳風狂句百人集』の改題本で、歌川国直画（書中、広流舎栄川の画像には「堤斎写」、松林堂仕候・美津川貞亀・千里亭虎丸の画像には「鶴亭画」とあり）（西尾市岩瀬文庫・古典籍書誌DB）。 ★原装・題簽付・状態良好。記名なし・蔵書印なし。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。