遠く消えていったMOSS　TENT。その幻影をいちばん最後まで灯してくれたのは、MSRで出されたこのFURYとSTORM　KINGだったのではないでしょうか？　タンカラーが終わってしまって派手なオレンジのフライシートになってしまうと知った２０１０年頃、急遽アメリカから取り寄せたのが、このフューリーでした。 フットプリントが付いております。 購入直後に２泊試し張りして他のテントで眠りました。 MOSSの幻影を私に感じさせてくれる、赤いスリーブに乳白色のインナー。タンカラーのカラーコーディネイトは、まさにいかすものでありました。その後、体調の変化で一気にキャンプスタイルが変わり、テントを寝床にすることがなくなりましたので、結局張ったのは、その２泊だけとなりました。 それゆえ、フットプリントを含めとてもキレイな状態ですが、念の為幕体やシームテープを確認しました。この時期のいわゆるMSR系に生じる加水分解のペタ付きは多少感じられますが、風を通してやれば、気にせず使えるレベルだと思います。収納袋の内面のペタ付きは、それよりも強いですが、剥がれるようなひどいものではありません。いずれにせよ、MOSSのようなひどい加水分解を経験していると、あと１０年は使いそうにお燃せます。 ※気になる方は、購入をお控えください。 シームテープの浮きもありません。 この年代のフューリーとしては極めて状態の良い幕体ですが、購入して長い期間が過ぎております。ビンテージテントの扱いに慣れた方にご購入いただければと考えております。 ※品であるため汚れ、変色、くすみ、傷、擦れなどある場合がございます。 ※商品はスマートフォンで撮影しております。色合いや状態が実物とは異なる場合がございます。 ※商品状態の感じ方には個人差がありますので、“品”という事をご理解いただき、ご了承の上、ご購入いただければ幸いです。 梱包材などに包んで傷つかない梱包を心がけております。