糸魚川翡翠の大珠アレコレ… 日本各地の縄文遺跡から発掘される糸魚川翡翠の大珠… たいていはかつお節の形が一般的なのかもしれないけど、扁平な牛の舌のような形からリング状等…その形状は様々で有る。 しかしその用途がイマイチはっきりとしないのだよ…。 私は今から30有余年前の学生時代…考古学にハマって縄文遺跡から発掘される糸魚川翡翠の玉類について並々ならぬ関心が有ったのだけど、当時の考古学的見地から大珠は部族の長老…もしくは祭祀に関わるシャーマンが護符…或いは権威の象徴を示す威信材として穴に紐を通して胸前に付けて居た物と推測されて居た…。 至極当然の事では有る。私もそう思って居た。 しかしあれから30有余年…考古学の分野でも各地から発掘される糸魚川翡翠の大珠の詳細なデーターが揃い、発掘状態の詳細…またはその年代がある程度特定されるようになった。 格段の進歩で有る。 それと共にかっては首から紐を通して胸前にぶら下げて居たと思われていた大珠が、実はそうではなく腰横にぶら下げていたアクセサリー…水戸黄門の印籠のようなものではないか…って議論されだしたのだよ…(^^) どうも大珠は埋葬された縄文人の腰骨のあたりから発掘されるんだとか…！ だとすると水戸黄門の印籠…江戸時代の根付け…そして現代も若いにいちゃんが腰にチェーンをジャラジャラさせて居るのもその淵源は縄文時代に遡る訳だ…(^^) 縄文人のファションセンスはなかなかのものだよ。 てな訳で今回もツルツルのピカピカの糸魚川翡翠の大珠を出品しよう❗️ 良質の原石から削り出された大珠は得も言われぬ神秘感を漂わせているよ。 サイズ…33ミリ×24×7 写真4は飾り付けの参考例