● 金田明彦氏設計（無線と実験２０２２年１月号Ｎｏ．２８０）のＤＣプリアンプです ● ■ ＥＱアンプ基板左右とラインアンプ基板左右，電池電圧チェック基板の計５枚構成です。 ■ ＥＱアンプ（ＭＣ入力）は原設計通り電流伝送方式です。 ■ ＤＥＮＯＮのＤＬ－１０３に２ＳＫ４３（ランク２）使用のＶＩＣを取り付けたＤＥＮＯＮ製ヘッドシェル付きです。 ■ 金田氏の設計通りに製作しましたが，入手困難な部品は一部代替品を使っています。 ■ 各基板の配線パターンは回路図に沿って自分で設計しています。 ■ ＮＦＢ用のコンデンサや位相補正用コンデンサはディップマイカコンデンサです。 ■ ＥＱアンプ初段は２ＳＫ４３をＩｄｓｓ測定してペア組みしました。 ■ ＥＱアンプとラインアンプ２段目差動増幅部のトランジスタは２ＳＡ８７２Ａです。 ■ 出力段のトランジスタは，ＥＱアンプ，ラインアンプともＮＥＣ製の２ＳＤ７８（金メッキ足）です。 ■ ゲインコントロール用ボリウムはアルプス製のＲＫ２７タイプです。 ■ 各トランジスタはｈｆｅを測定し，１０％以内でペア組みしています。 ■ 出力段トランジスタのアイドリング電流は，ＥＱアンプ，ラインアンプとも２０ｍＡに調整しました。 ■ 調整用半固定抵抗は微調整の容易さと安定度を考慮し，多回転サーメットトリマーを使用しました。 ■ 各アンプの出力オフセット電圧は±５ｍＶ以下に収まっています。 ■ 基板への電源供給は電池から電源スイッチを通じて左右ＣＨ別々に配線しました。
■ 入力選択スイッチでＰＨＯＮＯ，ＣＤ，ＴＵＮＥＲ入力できます。 ■ 電源はソニー純正のリチウムイオン電池ＮＰ－ＱＭ７０（７．２Ｖ１７．０Ｗｈ）を２個使用しています。 ■ ソニー製の２個同時充電可能のリチウムイオン電池充電器（ＡＣ－ＳＱ９５０）もお付けします。 ■ 電池と本体を結ぶメタルコネクタ付電源コード付きです。 ■ 電源の黄色ＬＥＤは，電源ＯＮ時電池電圧が±間で約１３．５Ｖ以下になると消灯します。
● シャーシはタカチ電機製ＯＳ４９－２０－３３ＳＳ（全面シルバー）です。 ● フロントパネルと背面はレタリング後，クリア塗料仕上げしました。
◎ あくまで私見ですが，ＤＬ－１０３の電圧入力時より１枚ヴェールが取り去られたようなクリアな再生音でした。 特にヘッドホン（ＳＯＮＹのＣＤ９００ＳＴ）で愛聴のＬＰを聞いた時は，こんな音まで入っていたのかと感動しました。
● ご注意 ● パワーアンプと接続してご使用の場合は，本機の電源を入れてからパワーアンプの電源をＯＮにしてください。 また電源ＯＦＦの際はパワーアンプの電源をＯＦＦしてから本機をＯＦＦにしてください。本機の電源ＯＮ／ＯＦＦ時の ショックノイズや，過渡的な直流電圧出力からパワーアンプやスピーカーを守るためです。 ▲ 宅急便ＥＺＹでの発送とし，送料は当方が負担します。匿名取引には違和感がありますので，取引連絡で 当方の情報をお伝えします。 ▲ 落札後２４時間以内にご連絡とかんたん決済ができない方は入札をご遠慮ください。]▲ 悪い以下の評価が５以上ある方は入札をご遠慮ください。入札なさっても取り消すことがあります。 ▲ かんたん決済が確認できれば，原則１２時間以内に発送いたします。 ▲ お近くの方でしたら直接の引き取りも大歓迎です。
（2022年 6月 17日 21時 52分 追加） ■ このアンプの出力は一般の電圧出力仕様となっており，電流伝送用の１ｋΩのスケルトン抵抗は付いておりません。