1986年モデル ピン アイ2 ベリリウムカッパー 3〜S 9本セット シリアル番号一致 カラーコード　ブラック シャフト K-SHAFT グリップ　オリジナル 美しく燻んだヘッドと輝くシャフトの綺麗なコントラスト、雰囲気溢れる圧倒的な存在感。 『飴色に変わった銅の色って魅力的なのです。金属の冷たい無機質感より暖かさ柔らかさを感じませんか？』銅楽器扱う方から良く聞きます。 経年酸化で渋く艶消し状態に仕上がったカッパーヘッド。頻度の高いSやWでさえソールフェイス共に目立つ傷無いほぼミント状態。オリジナルグリップは劣化してますが貴重なので敢えて未交換 数本シャフトに点錆ありましたがメンテナンス施し現在進行は抑えられてます。 マナーやルールにクラブの持ち方さえ知らずコース直行、猫も杓子も【とりあえず】ゴルフをかじった狂乱バブル時代、米国出張滞在中の知人多分に漏れず無知状態のまま現地購入。 『【とりあえず】使った』と言うこちら帰国後未使用、ひょんなことから譲り受けた保管中の極上品。 現在ピンのカラーコードは選択自由ですが当時日本向けに製造出荷されてたのはオレンジかレッド。 近年やっと流通し始めた人気のブラックは番手揃わぬ歯抜けや雑に扱われ使い込まれたダメージ品ばかりで良品は枯渇、希少ゆえコレクターズアイテムと化しコアなファンは手放さないのだと思います。 マッスルバックアイアン全盛期、ピン創設者であるカーステンソルハイム氏はキャビティバックを世界で一番早く取り入れ発表。 [グースネック][ソール形状][重量配置]全てに緻密な計算と意味がありステンとカッパーでフェイスの厚み変え細部までこだわり造り上げた匠の技。斬新で奇抜なデザインは酷評され認知されるまではかなりの時間を要した様ですが、その優しさは保守的だった業界にセンセーションを巻き起こしたのでした。 ピンを愛しアイ2進化のため情熱を注ぎ込み細かな改良を重ね続けるも創造的ゆえにUSGAとの角溝論争で濡れ衣を着せられ… 全て主観の御託を長々と書き連ね申し訳ございません、大変失礼しました。 先駆者に思いを馳せ、jazz流しながらこのクラブとノスタルジック気分に浸り味わう一杯は格別で乙なモノ。 コレクションとして保有もこの価格でなら断捨離、未だ最新クラブに継承される魅力、希少価値ご理解頂けると嬉しく思います。